15世紀のデンマークで、農民達が牛の乳絞りの際に使っていた3本脚のスツールがこの椅子の起源と言われています。当時の乳しぼりは石畳の上や外ですることが多かったので、3本脚にすることでガタツキを抑えかつ持ち運び易くするためにこの形になりました。その後、靴職人の間で広く使われるようになり「シューメーカースツール」という名前で定着しました。お尻のカタチの座面はお尻に優しく、良い姿勢を保つことができると、注目を集めています。こちらは、シューメーカーの”外で使う”という機能の原点に立ち返り、あえて塗装を施さずアウトドア仕様の接着剤を用いて仕上げました。風雨にさらされることで、マホガニー材の色は徐々に変色し美しいグレーになっていきます。