675 CHAIRは1952年に、20世紀を代表するプロダクトデザイナーのひとり、ROBIN DAY(ロビン・デイ)によってデザインされました。
背とアーム部分にオーク材のプライウッド(成型合板)が用いられており、背もたれからアームにかけて独特の曲線を描いています。ブラックレッグとブラックレザーの座面を組み合わせた男性的なデザインです。
当時プライウッドの技術が家具に転用され始め、一体成型合板によるチェアは数多くデザインされました。しかし、675 CHAIRのようにアーム部分まで一体となったものはなく、この675CHAIRはその先駆けとなりました。