ONLY ONE

かぶらないモノ

北欧椅子の定番と言えばアルネ・ヤコブセンのセブンチェア。インテリア好きの登竜門的椅子でかつ壊れにくいだけに、白や黒、ビーチなどを長年愛用している人も多くいらっしゃいます。そこで手持ちにプラスすべきはレアなサペリ。チークが入手できない今選ぶならコレ。

1919年からわずか14年間だけ存在した、今となっては夢のような総合芸術学校バウハウス。第一期の卒業生にして教授を務めたバウハウスのエース、マルセル・ブロイヤーの代表作。兄弟分のワシリーチェアよりもスマートかつ折りたためるという機能付き。

リモートワークが定着し、自宅でいかに快適に働くかを真剣に考える人が増えています。「ダイニングチェアで仕事をしていたら腰が痛くて」というお声もちらほら。とはいえ自宅のインテリアの中でも存在が浮かず、スペースをあまりとらない在宅ワーク用の椅子、っていうものがなかったんです。なので、そのようなニーズを受けて、アクタスとデザイナーの倉本仁さん、旭川の名門カンディハウス、コクヨの4者がタッグを組んでこちらのフォーチェアを作りました。

ユニークなお尻の形でヒットしたシューメーカースツールですが弱点が一つ。それは座面にモノが置けないこと。そんな悩みを製造元のワーナー社に相談して出てきたのがこちら。壁にくっつけられるテーブルで、かつちょこんと腰掛けられるまさかの2WAY｡

ペンダントライトやフロアスタンドはもはや定番の域に達している、スーパーノーマルな照明グローボウル。そのグローボールを天井にカンタンに取り付けられるシーリングライトとして発売。見よこの浮遊感！と叫びたくなるアクタスだけの限定品。

好き嫌いが分かれるデザインであることは承知の上で導入した、デンマークの新進ブランド「HEM（ヘム）」のパフィーチェア。見た目の奇抜さとは裏腹に、包みこまれるようなしなやかな座り心地にギャップ萌えする人続出。発売後間もないので被る心配なしです。

創業は1906年と古く、北欧照明の人気を「ルイスポールセン」と二分している感のある「レ・クリント」。日本の折り紙がルーツなだけあり、どこか和のニュアンスに共感を覚えます。こちらはそのレ・クリント社にアクタスが50周年の際に特別に作っていただいたシーリングライト。北欧好きの中でもまだ自宅で使っている方は少数派なはず。

スウェーデン生まれの「メイズ」は、金属を使った軽快なデザインに定評があるブランド。こちらのピタゴラスシェルフは、三角のブラケットを壁にセットしその上に板を取り付けるというシンプルな構造かと思いきや、板を吊るすようにも取り付けが可能。複数をつなげたり、上下に並べたりと、アイデアの使いどころがいっぱい。

イッタラファンを二分する、シンプルなカルティオ派と、複雑なレリーフ模様のカステヘルミ派。昨年復刻したツンドラシリーズは、カステヘルミをデザインしたトイッカによるもの。樹木の生えないツンドラ地帯の植物をモチーフにしたノスタルジックなデザインにちょっとほっこり。オリジナルが作られたのは1970年からわずか2年。待望の復刻となりました。