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TOP > ブランド・シリーズ > porada(ポラダ)
家具産業で有名な北イタリアのブリアンツァ地方には、家具用の金属部品を専門に作る工場や、「木ダボ」という木製の接合パーツだけを作る工場など、小規模な下請け工場が数多く存在しており、作られた部品は同地方を代表する各家具メーカーに供給されています。この無名な下請け工場の確かな仕事によって、地域の産業は支えられてきました。
写真の「INFINITY(インフィニティ)テーブル」は、ブリアンツァで70年間に渡り、木工家具を作ってきたブランド、ポラダ社の自信作です。 木で作ったとは思えないほど美しい曲線を描く脚は、ウォールナット材を削り出した12個のパーツで構成されています。微妙な調整を加えながらこの脚を組み上げる作業は、熟練の職人が揃う同社でも、2人だけにしか任されていません。
当初、この意匠では30キログラム以上あるガラスの天板を支えられないとポラダ社の幹部は考えました。しかし、ブリアンツァの職人としてのプライドが、「自分たちが挑戦すべき仕事だ」と決断させ、見たことがないデザインを実現しながら、テーブルとして普通に使えるものに作り上げました。
12個のパーツをつなぐ「木タボ」を作るのは地元の下請け工場です。技の集積で生み出されたこの製品を、彼らは誇りを持って「メイド・イン・ブリアンツァ」と呼びます。
ポラダ社の美しいコレクションの数々を目の当たりにすると、誰もがそう感じるのではないでしょうか。
1968年にイタリアのミラノ郊外で創業して以来、「世界で最も美しい木製家具ブランド」とまで称されるようになったのは、〈ポラダ〉の家具作りに関わる人々全ての、木への深い愛情ゆえ。
経営に携わる創業者アリエヴィ家の息子たちはもちろん、木の特性を活かしたフォルムを考案するデザイナー、それを具現化する職人たち、木の特性を知り尽くし、難しい形のプロトタイプも1人で作り出してしまうマエストロ。熱意ある人々のコラボレーションによって、木でしか成し得ないアーティスティックな家具が生まれるのです。
プライスリストは、オンラインショップでは取り扱いの無い商品も含まれております。
ポラダ社の設立は1969年。イタリア・ミラノ郊外の小さな街、カビアーテに生まれました。一般的には「職人」と呼ばれる人たちの手によって〈ポラダ〉の家具は作り出されています。
アリエヴィ兄弟、彼らはマエストロ(芸術家)ではありません。ただ、ポラダの工房から生み出される家具のあまりにも見事な美しさは、彼らを単に「家具の職人」と呼ぶことをはばかるだけのエネルギーに溢れています。
ポラダは、素材の選定には特に厳しく(主にチェリー材など木目の美しい無垢の木を使用)、同時に加工技術の繊細さと、仕上げの美しさも他を圧倒しています。デザインもさることながら、ここがポラダの生命線とも言える部分です。
デザインをする人。図面をおこす人。木を削る人。各パーツを製作する人。仕上げの磨きをかける人。彼らはそれぞれが互いの仕事を信頼し、偉大なる共同作業によって1つの家具を「完成品」にまで導きます。そしておそらく彼らは、この仕事がヴォカツィオーネ(天職)であることを知っています。
写真はポラダ社の経営陣、アリエヴィ兄弟です。創業者である父ルイジ・アリエヴィの意志を受け継いだ4兄弟が、ポラダ社の各パートのディレクションとマネージメントをしています。その結束は固く、試作品ひとつを作るにも4兄弟の同意を必要とするほど。
毎年数多くのプロダクトが作り出されていますが、実際に「ポラダコレクション」として世に出るのは厳しく、その内の約10〜15%が選ばれるという狭き門なのです。
フランス中央部の“TAIX(テ)”地方に森を所有するポラダ。それらは「ポラダの森(PORADA FOREST)」と呼ばれ、それぞれがおよそ3,000haほどの面積を有します。どの森も厳しいコントロール下にあり、1本の木を伐採するたびに複数本の植樹を行うなど、森を育てる責任を負っているのです。PORADA FORESTでは主に、アッシュとオークが計画植林されています。原材料となる木材から自社で生育・管理している企業は、世界的に見ても稀な存在です。
ポラダではその木材のなかから、根元に近く、枝の少ない部位から切り出される、「SUPER PRIME QUALITY」と呼ばれる材を贅沢に家具に使用しています。しっかりと厚みを保ちながらも、節の少ない美しい木目の材を使った家具づくりが実現しているのはこのためです。