民藝のうつわ「小鹿田焼」展
スローハウス(天王洲)
└ 会期|5.31 SAT. - 6.22 SUN.
バーナード・リーチが
愛した民藝のうつわ
スローハウス(天王洲)では、2025/5/31(土)~6/22(日)の期間中、民藝の器として日用の美を追求した、大分県日田市の伝統的な焼き物「小鹿田焼(おんたやき)」のポップアップを開催いたします。
5月31日(土)~ 6月3日(火)、6月5日(木)には、鹿鳴庵オーナーの佐藤氏が在廊し、直接作品についてご案内いたします。*6月4日(水)は定休日となります
今回のポップアップでは、小鹿田焼の集落の麓にあるギャラリー「鹿鳴庵(ろくめいあん)」のオーナーである佐藤ご夫妻の審美眼で選び抜かれた400点以上の小鹿田焼の器をボリュームたっぷりに展示販売いたします。「鹿鳴庵」が小鹿田焼の9軒全ての窯元から選びぬいた器をこれほどまでにご覧いただける滅多にない機会です。お椀、マグ、プレートに加えて、ピッチャーや大皿などの珍しい形の作品も入荷します。
300年の歴史を持つ
重要無形文化財「小鹿田焼」
小鹿田焼は、大分県日田市(ひたし)で受け継がれてきた伝統的な焼き物です。約300年の歴史を持ち、1995年には重要無形文化財に指定されています。柳宗悦やバーナード・リーチが「世界一の民陶」と評したことでも知られ、日常の暮らしに馴染むやさしい色合いと、とびかんなや刷毛目と呼ばれる伝統技法を用いた幾何学模様が特徴です。
小鹿田焼では10年ぶりとなる
若手作家が正式デビュー
本年、小鹿田焼では10年ぶりとなる若手作家が誕生し、この度のポップアップにて正式にデビューいたします。13代目・黒木 嘉津才(黒木 史人 窯)と、10代目・小袋 杏梓(小袋 道明窯)の二人は共に22歳で、物心ついた頃から焼き物に親しみ、名門窯元の家に生まれ育った同級生です。伝統に根ざしながらも、自身の感性を存分に発揮した作品には、若さならではの鋭さと柔らかさが共存しています。お互いを意識しつつも、それぞれ全く異なるアプローチで表現した器たちは、今回のポップアップを象徴する存在です。
小鹿田焼 9軒の窯元
小鹿田焼は、開窯以来、一子相伝により今日まで継続され、現在は9軒の窯元が家族労働のみで作陶を行い、その器作りは陶土・作陶・窯焼きまで300年前当時とほぼ今も変わらず守り続けられています。
坂本 庸一 窯
坂本 健一郎 窯
黒木 史人 窯 13代目 黒木 嘉津才
黒木 昌伸 窯
柳瀬 元寿 窯
柳瀬 裕之 窯
坂本 工 窯
坂本 浩二 窯
小袋 道明 窯 10代目 小袋 杏梓
鹿鳴庵(ろくめいあん)
小鹿田焼窯元の麓にあり、9窯すべての窯元の器を取り扱うギャラリー。生産地やデザインに精通する鹿鳴庵の店主・佐藤哲也氏が厳選した小鹿田焼の数々と出会える貴重な場所となっています。鹿鳴庵の建物は文久元年1861年に建てられた築161年の古民家で、杉川葺きの屋根は藁・茅・杉皮の三層から作られており、当時のものを修復しながら現代まで守り続けています。
Instagram:https://www.instagram.com/rokumeian/
ぜひこの貴重な機会にスローハウスで職人の手で丁寧につくられた小鹿田焼の器の数々をご覧ください。
|巡回スケジュール
スローハウス(天王洲) 2025.5.31 SAT. – 6.22 SUN.
※ショップInstagramでは最新情報をお知らせしています。上記リンクよりご覧いただけます。
※スケジュールは予告なく変更となる場合がございます。