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すべての工程でハンドメイド生産を守る
デンマーク・ブランド

「Werner(ワーナー)」が位置するのは、
デンマーク・オーデンセから
車で40分ほどの小さな村にある小さな工房。
三代目のLars Werner(ラース・ワーナー)氏と
その家族がアクタスのオーダーする
全てのシューメーカーチェアを
ハンドメイドで作り上げています。
“家族のものづくり”によって強く結びつき
代々継承されている高い技術や精度、
作業スピードは、デンマークを代表する
様々な家具ブランドから信頼され、
高く評価されています。

  • 思わず座ってみたくなる、
    ユニークなかたちのスツールです。

    おしりの形に合わせてくぼんだ座面に、
    なめらかなビーチ材の木肌、丸みのある3本の脚。
    この特徴的なシルエットは、とある職業の人々が
    よりすわり心地良く改良しながら生み出したもの。
    あ、ネーミングでわかってしまいますね。
    一目見たら思わず試してみたくなる、
    ユニークなフォルムと、
    そのルーツに愛され続ける理由があるのでしょう。

  • シューメーカースツールの原点

    シューメーカースツールの
    ユニークなフォルムが誕生した背景には、
    デンマークの民俗史を遡ることになります。
    特徴のひとつである3本の脚の起源は、
    15世紀に酪農家が牛の搾乳作業に使っていた椅子です。
    フラットではない石畳の床や外での作業には
    4本脚の椅子ではガタつき、
    ガタつきを抑えられる
    3本脚の椅子が大変重宝されたそうです。
    その後17世紀に入り、
    長時間座ったままの作業を強いられる靴職人が、
    座り心地を良くするために
    自分のお尻のカタチにあわせて削り、
    現在のフォルムの原型が誕生したことが
    この製品名の由来です。

    そして、名もなき職人たちの手により
    時代とともに進化したアノニマスなスツールを、
    デンマークの日常の営みから生まれた椅子として
    1970年代に製品化したのは、
    現在もこの椅子を作り続けるラース・ワーナー氏の
    父親スティーン・ワーナーです。

    当時は、海外への輸出がしやすいよう
    ノックダウン構造でしたが、
    強度の向上と足をかけるように
    貫(ぬき)を入れたりと、
    構造の改良と座り心地良さを追求し、
    現行の愛くるしいフォルムへと進化しました。

  • 2024年度グッドデザイン賞を受賞

    これまでの歩みが評価されて、シューメーカースツールは2024年度グッドデザイン賞を受賞しました。
    デンマーク・オーデンセの工房には、
    歴代のスツールがあります。
    色の一番濃いスツールが、
    15世紀に使っていたと伝わるもので、
    2番目と3番目に色が濃いスツールが
    1970年代に作られていたノックダウン構造のもの。
    色が一番明るいスツールが
    現在、製造しているものです。
    工房では、木取りから研磨、組み立てまでを
    ラース・ワーナー氏が手作業で行っています。

  • 永く愛される、名作である理由

    • POINT_1

      座面がお尻の形に合わせて削り出されているため、
      木の椅子でありながらやわらかな座り心地です。

    • POINT_2

      石鹸の泡を木材にまとわせる、「ソープフィニッシュ」という仕上げを行っています。
      石鹸の油分のみが木をコーティングしているため、
      白木の風合いと木の自然な質感がしっかりと感じられます。

    • POINT_3

      野球のバットにも使われる、堅くて丈夫なビーチ材を使用しています。

    • POINT_4

      子ども用から大人用、カウンター用までサイズバリエーションが豊富で、
      様々なシーンでお使いいただけます。

  • はじまりは100脚のスツール

    日本にはじめてシューメーカースツールが
    上陸したのは1990年代前半。
    アクタスとWerner社との関りは、
    1991~1992年頃に
    100脚のシューメーカースツールを
    オーダーしたのがはじまりでした。

    アクタスでは北ヨーロッパ産のビーチ材の
    ソープフィニッシュ仕様を展開しています。
    2019年には”外で使う”という
    機能の原点に立ち返った、
    シポマホガニー材のシューメーカースツールも
    ラインナップに仲間入り。
    キャンプなどアウトドアシーンで
    ご好評いただいています。

  • 普遍的な魅力をバイヤー・野口が解説

    シューメーカーはアクタスで働く
    スタッフの中でも特別な存在です。
    「本当に買ってよかった家具 BEST7」にも
    見事にランクイン。
    YouTubeの動画では、バイヤーの野口が
    愛され続ける理由やプロダクトの魅力、
    アクタスとワーナー社との関係について
    語っています。

  • さまざまな暮らしの
    シーンに馴染む、一生モノ

    アクタスで扱うシューメーカースツールは、
    お子さま向けのH27cmから
    キッチンカウンタ―にぴったりなH69cmまで
    暮らしのシーンにあわせて5種類の座面高から
    お選びいただけます。
    シューメーカースツールの高さはお尻のかたちの
    一番高いところを測っているので、
    ダイニングやワークシーンなど一般的なチェアとして
    お使いいただく場合は、H49cmがおすすめです。

プロダクト一覧

  • 自然な風合いを楽しめるソープフィニッシュ

    ソープフィニッシュには、
    自然な色合いや質感を残しつつ、
    石鹸の油分が材をコーティングし、
    汚れなどから守ってくれるという利点があります。
    そしてソープフィニッシュの家具は、
    実はご自宅でお手入れすることが可能です。
    汚れた部分にやすりを掛けて、
    泡立てた石鹸で優しくお手入れすれば、
    新品同様に使い続けることが出来ます。
    繰り返しお手入れすることで、
    優しい手触りが持続し、
    汚れ防止の効果も倍増します。