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TOP > 特集一覧 > Hans J. Wegner(ハンス J. ウェグナー)

ハンス J. ウェグナーは、ポール・ヘニングセン、アルネ・ヤコブセン、フィン・ユール、ボーエ・モーエンセン、ポール・ケアホルムらとともに、デンマークデザインの名を世界に広めた巨匠です。
生涯に500を超える椅子を生み出し、木材の特性と可能性を見極めた設計は“椅子の詩人”と称されるほど高く評価されました。
伝統的な木工技術とモダンデザインを融合させ、構造の美しさを追求する姿勢は、デザイン史に確かな足跡を刻んでいます。
また、ヨハネス・ハンセン、GETAMA、カール・ハンセン&サン、PP Møbler などのメーカーとの協力により、彼のデザインは現実の家具として世に送り出され、多くの名作が長く愛され続けています。
その影響は北欧のみならず世界中に広がり、現代の家具デザインにも色濃く受け継がれています。
ウェグナーはさらに、基本理念や制作プロセスを次世代へ伝えることにも力を注ぎ、北欧デザインの精神そのものを未来へと受け渡しました。
ウェグナーの名作が今日まで受け継がれてきた背景には、ヨハネス・ハンセン、GETAMA、カール・ハンセン&サン、PP Møbler、Fredericiaなど、デンマークを代表する家具工房との緊密な協力があります。各工房が持つ熟練のクラフトマンシップと独自の製造哲学が、デザインの完成度を高め、北欧家具の名品として世界中へ届けられる原動力となりました。


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PP503「The Chair」は、北欧家具を語るうえで欠かせない存在として長く愛されてきた一脚です。背とアームがひと続きになった半円形のラインは、座る人を包み込むように優しく支え、無垢材の質感と職人技をそのまま伝えます。フィンガージョイントによる精巧な接合は、この椅子の象徴的なディテールです。1960年、アメリカ大統領選のテレビ討論会でジョン・F・ケネディがこの椅子に座ったことで一躍脚光を浴び、「The Chair」の名を世界に知らしめました。誕生から70年以上を経たいまも、伝統技法を守る工房によって丁寧に生産され続け、時代を超えて選ばれる北欧デザインの金字塔として確かな存在感を放ちます。



1943年にデザインされたチャイナチェア FH4283 をもとに、その構造を簡素化し、機械工程を取り入れることで量産が可能となったモデルです。
従来は無垢材を削り出していた笠木を曲木へと変更することで、軽量でありながら強度に優れた構造が実現しました。曲木採用のきっかけは、フリッツ・ハンセン創業家の孫であるソーレン・ハンセンから「ミヒャエル・トーネットの曲木技法を試してみてはどうか」と提案されたことでした。
木材を蒸して型に入れ、立体的な曲線を成形するこの技法により、三次元的な曲線を持つ笠木の量産が可能となり、当初はフリッツ・ハンセン社から発売されました。のちに一度廃盤となりましたが、1976年より PP モブラー社で再生産され、現在も丁寧なクラフトマンシップによって製作が続けられています。


ピーコックチェアは、ハンス J. ウェグナーがウインザーチェアの伝統から着想を得てデザインした名作です。イギリスの十八世紀のウインザーチェアは、曲線状の支材と木製シートを持つスピンドルバックで、多数の部分品を分業で生産・組み立てする構造が特徴でした。ウェグナーはそのシンプルで機能的な構造を受け継ぎつつ、自身らしい洗練された形態に昇華させています。
ピーコックチェアの背もたれは孔雀の尾羽のように広がるデザインが特徴で、優雅で堂々とした佇まいを空間に与えます。細部のわずかなデザインタッチが、座る人に独自の印象を与えるのも魅力です。
座るたびにウェグナーならではの洗練された美学を感じられる一脚です。


バレットチェアは、ハンス J. ウェグナーが独自の発想で生み出した寝室用の椅子で、座る機能と収納機能を兼ね備えたユニークなデザインが特徴です。
椅子としての安定感を保ちながら、上部は衣装掛けとしても使用でき、男性の衣類一式を整理できるよう工夫されています。さらにシートを持ち上げると小物入れのふたとしても機能し、ズボンが折れないよう上部に掛けられるデザインになっています。
三本脚のシンプルな構造はチーク材とパイン材で作られ、ウェグナーらしい機能美と洗練されたフォルムが調和しています。独創的なデザインが空間に堂々とした存在感を添える、一脚です。


1950年に発表されたフラッグハリヤードチェアは、クロムメッキパイプと塗装パイプを組み合わせたフレームに、旗用のロープを編み込んだシートと背もたれを備えています。さらに、毛足の長い羊の毛皮を掛けることで、座る人に独特の温かみと心地よさを提供しています。
この椅子には先例がなく、ウェグナー自身が追求してきた編み構造の表面材というテーマを象徴する作品です。空間にモダンで軽やかな印象を添え、視線を惹きつける存在感を放ちます。



1986年に発表されたサークルチェアは、ウェグナーが生み出したまったく新しい椅子のイメージを体現しています。大直径の輪[サークル]がフレームの主要構造となり、座る人の体をしっかり支えます。表面材には旗用ロープを編み込み、フレームに固定することで、構造を支持する部分と接触部分を明確に区別しています。
サークルチェアは、アイナー・ペデルセンのPPモブラー社との長年にわたる共同作業の成果でもあります。ウェグナーとペデルセンは週に一度以上工房で対話を重ね、木材の可能性や技術を徹底的に追求してきました。PPモブラー社では、職人技と工業生産を融合させることで、設計意図を忠実に再現する体制が整えられています。
新しい構造と素材の組み合わせが、座る人に独自の体験をもたらす、革新性あふれるデザインです。


「ザ・チェア」のデザインから約20年後、ウェグナーはより手頃で、機能と美しさを兼ね備えた椅子を目指してこのPP201を生み出しました。機械工程を多く取り入れることで製造効率を高め、材木の無駄も抑えた工夫が随所に見られます。特に笠木のデザインにその特徴が表れており、肘の丸い部分は成型合板製、背の下に広がる部分には小さな無垢材を接着して補強することで、耐久性と美しさを両立させています。
装飾に頼らず、形態と目的が一体化したシンプルな構造は、座る人に自然な安定感と快適さをもたらします。時代を超えて使い続けられるデザインは、ウェグナーの誠実なものづくりと素材へのこだわりを体感できる一脚です。


ババベアチェアは、ウェグナーが18世紀のイギリスのウイングバックチェアに着想を得て、自由で機能的な解釈を加えた作品です。肘下が開放されたデザインにより、座る人は頭をウイング部分にあずけ、足を伸ばすなど自由な姿勢でくつろげます。その姿が「座る人を後ろから抱きしめる熊のよう」と表現されたことから、ババベアチェアと名付けられました。
製作はPPモブラー社による熟練職人の手仕事で行われ、麻袋入りコイルスプリングやホースヘア、トゥ(植物繊維の化合物)を用いたクッション構造の上に布や革で張り包みます。手のひらが当たる部分の無垢材と革のバイピングも、座り心地と耐久性を高める細やかな配慮です。1968-69年には、より手頃なAP69も誕生。AP19の快適さを保ちつつ、製造コストを抑えたモデルで、デンマークでは「チーブベア」とも呼ばれています。
ババベアチェアは、ウェグナーならではの独創性と自由な座り心地を備え、長く愛される椅子です。


1987年、73歳の Hans J. Wegner が手がけた最後期のダイニングチェア PP68 は、実用性と快適性、そして耐久性を兼ね備えた名作です。短めのアームはテーブル下に収まりやすく、無垢材をほぞ組みで接合した構造は頑丈さを保証。座面にペーパーコードを用い、軽やかさと座り心地の両立を実現しています。日常に溶け込みながらも、北欧家具らしい洗練された存在感を放つ一脚です。


軽快でシンプルなフォルムが特徴の椅子です。背もたれと座面のバランス、アームの角度まで精密に設計され、座る人を優しく支えます。ウェグナーは木材のしなやかさと強度を見極め、接合技術と曲木を駆使して耐久性と美しさを両立。北欧家具の伝統を体現する名作として、家庭や公共空間で長年愛され続けています。


CH24は、背もたれの曲線と座面の傾斜が絶妙に調和した椅子です。座る人を包み込む心地よさを実現するため、ウェグナーは木材の特性に応じた曲木技術と精密な接合を採用しました。無垢材の質感と職人技が際立ち、北欧家具の定番として世界中で愛され続けています。


CH23は、上品で軽やかな印象が特徴の椅子です。座面と背もたれの角度を緻密に計算し、座る人の姿勢を自然に整えます。ウェグナーは木材のしなやかさを最大限活かし、精巧な接合技術で耐久性と美しさを両立しました。家庭や公共空間で長く愛される、北欧家具の名作です。


軽やかさと安定感を兼ね備えた椅子です。背もたれの曲線が座る人を優しく支え、無垢材の美しい質感と精密な接合が職人技を示します。ウェグナーは座る人の体に沿う形状と木材の特性を熟知し、長く愛されるデザインを追求しました。北欧家具の名作として、時代を超えて選ばれる一脚です。


座る人を包み込むような背もたれの曲線が特徴の椅子です。座面の傾斜やアームの位置まで精密に設計され、座る人に自然な安定感を提供します。ウェグナーは無垢材の特性を見極め、フィンガージョイントや曲木技術を駆使して美しさと耐久性を両立。家庭や公共空間で長く愛される北欧家具の名作です。


圧倒的な存在感を放つ、アイコニックな一脚です。
雄牛の角を思わせる特徴的なヘッドレストと、量感あるフォルムが視線を引きつけ、当時のデンマークデザインに根付いていた控えめな美学に対して大胆なアプローチを試みています。
この椅子は、ハンス・J・ウェグナー特有の有機的で芸術的なデザイン手法を色濃く反映しており、伝統的な「座る」という行為のあり方を新たに提示しようとする強い意欲が込められています。
造形美だけでなく、身体を包み込むような安定感と快適な座り心地も魅力で、空間に独自の存在感と豊かな表情をもたらします。


Ox Chair の軽やかな存在感と対を成すのが、Queen Chairです。多くのデザイン要素を共有しながら、広めのアームレストと首元までしっかりと支える堂々としたハイバックを備えています。
威厳を感じさせつつも、どこかリラックスした佇まいを併せ持つデザインが特徴です。
Queen Chair は、「印象的なデザインであるためには、実用性が伴わなければならない」というウェグナーの信念を体現した一脚で、快適性と存在感を見事に両立しています。


ハンス J. ウェグナーは、デザイン対象としてロッキングチェアに早い段階から強い関心を寄せており、
J16は彼が製品化した最初期の椅子のひとつです。 最初のバージョンは1944年にデザインされました。
その後、製造を容易にするための調整が重ねられ、量産が可能となったことでJ16は市場に登場しました。ウェグナーが手がけたJ16は驚くほど息の長いプロダクトとなり、発売当初から現在まで一貫して高い支持を集め続けています。
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北欧家具の巨匠ハンス J.ウェグナーの幻のチェアが日本にあることを知る人はほとんどいないでしょう。それもそのはず、そのチェアはアクタスを介してとある美術館に納められ、市場には流通しなかったのですから。
このストーリーを順を追って説明しましょう。創業以来、一般家庭向けに家具を販売していたアクタスは、1981年からホテルや公共施設のインテリアを請け負うコントラクト事業を始めました。建物のコンセプトや内装設計に最適な家具をセレクトし、提案することが主な業務ですが、その記念すべき最初のプロジェクトが、翌1982年1月に開館した静岡県熱海市の「MOA美術館」への家具の納入でした。
超一流の収蔵品を誇る美術館にふさわしい家具とは? 生半可なリサーチではクライアントの目に叶うものを提案できないと考えたアクタスのコントラクトチームは、思いきって名作家具を数多く輩出しているデンマークの首都コペンハーゲンへ飛びました。そして北欧最大のコンベンションセンターである通称「ベラ・センター」に現地の有名家具メーカーを招集して、このプロジェクトの説明会を開催したのです。新しくオープンするMOA美術館は壮大なスケールで、所蔵美術品が質量ともに秀逸であること。その館内にふさわしい家具を作ってくれるメーカーを探していることを熱く語り、協力を仰ぎました。たった一つの施設に納入する家具のために、はるばる日本からやってきて、名だたるメーカーに必死に呼びかけた説明会は、地元の新聞に載るほど注目されました。そして、その新聞記事に目をとめ、後日アクタスに連絡してきたのが、なんとハンス J.ウェグナー本人だったのです。「ぜひ自分にMOA美術館のための家具を作らせてほしい」と。
それから約一年後、ウェグナーがデザインし、「PPモブラー」で製作された80脚の「ジャパンチェア」は美術館のVIPルームに納められました。重厚なローズウッドのフレームにレザーを鋲で留めたアームチェアは、大切な来賓客を迎えるのにふさわしい威厳を放っています。開館から40年以上が経ちましたが、人の出入りが少ない部屋だったこともあり、非常に良い状態で保たれています。一般入館者の目に触れる機会がないのは残念ですが、ウェグナーの超レア作品がこうして日本に存在することを伝えておきたいと思います。
アクタス・新宿店2階のヨーロッパ家具フロアでは、デンマークブランドを豊富に取り揃え、
北欧家具の魅力をより深くご体感いただけます。
美しさと普遍性を兼ね備え、タイムレスなデザインで日本人にも長く愛されてきたデンマーク家具。
そこには、アクタスが創業以来大切にしてきた「本当に良いものを長く使い続ける」という価値観が息づいています。
店内では、コーア・クリント、ハンス J. ウェグナー、ボーエ・モーエンセン、ポール・ヘニングセンなどの名作家具に加え、
デンマークデザインの系譜や、ものづくりの背景にあるクラフトマンシップを体感いただける豊かなバリエーションをご用意。
北欧デザインの巨匠たちが生み出した珠玉のコレクションを、実際に触れ、座り心地を確かめながら、ゆったりとお試しいただけます。
永い年月を共に過ごすにふさわしい、一生ものの家具との出会いを心ゆくまでお楽しみください。















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