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TOP > 特集一覧 > 近代デザインの礎を築いた、二つの潮流。Scandinavia × BAUHAUS
異なる背景から生まれたスカンジナビアとバウハウス。二つの思想は、家具や建築、プロダクトに新たな可能性をもたらし、時代を超えて今なお、私たちの暮らしに息づいています。
本企画では、ハンス J. ウェグナーやボーエ・モーエンセンらの家具と、ヴァルター・グロピウスやミース・ファン・デル・ローエらによるバウハウスのオリジナルモデルを展示。それぞれの造形美と思想に触れながら、時代を超えるデザインの魅力を紹介します。
さらに、ウェグナーの名作「JH501」を展示、2脚限りで販売いたします。また、アクタスとウェグナーのつながりを象徴する「JAPANチェア」の展示や、織田憲嗣氏によるトークイベントも開催します。
二つの潮流をたどりながら、デザインの普遍的な価値と、これからの暮らしの可能性を探ります。
ウェグナーから受け継いだものとは何か。ウェグナー研究の成果を世界に発信してきた織田憲嗣氏をお招きし、スペシャルトークイベントを開催いたします。
1969年、東京・青山の地に輸入家具店としてオープンしたアクタスの第一号店「青山さるん」。まだヨーロッパ家具が珍しかった時代から、上質な家具を末長く愛用する豊かな暮らしを提言してきたアクタスの歩みや、ウェグナーと共に開発した「JAPANチェア」との出会いなど、ここでしか聞くことのできないお話が詰まっています。さらに、モノを大切に使い続けるという視点から、東川にある織田邸での暮らしについても触れていただく予定ですので、ぜひ奮ってご応募ください。
織田憲嗣|椅子研究家・東海大学名誉教授。1946年高知県生まれ。大阪芸術大学卒業後、高島屋宣伝部に勤務。コレクション1脚目となる「LC4」に出会う。1979年友人のコピーライター里見喜久夫氏とともにデザイン事務所「画文舎」を設立。その後椅子の研究室「CHAIRS」を妹尾衣子氏とともに立ち上げ、椅子購入のため寝ずにイラストを描く日々を送る。1994年コレクションとともに北海道へ移住、北海道東海大学芸術工学部(当時)教授に。織田ゼミは人気を集め多くの優秀な学生を輩出、2015年の最終講義を経て現職。
1981年、アクタスはホテルや公共施設のインテリアを手がけるコントラクト事業を開始。その最初のプロジェクトとなったのが、熱海に計画された「MOA美術館」でした。
美術館にふさわしい、美しく、長く愛される家具を求め、アクタスのメンバーはデンマークへ。現地の家具メーカーに協力を呼びかける姿が新聞に掲載されると、記事に目を留めたハンス J. ウェグナー本人から、プロジェクトへの参加を希望する連絡が届きました。
ウェグナーとアクタスは、彼が信頼を寄せる家具工房PP Møbler(PPモブラー)とともに、図面の作成やサンプル製作を重ね、MOA美術館のための椅子を開発。こうして誕生したのが「ジャパンチェア」です。
ウェグナー自身もその座り心地を気に入り、1985年、インテリアギャラリー・アクタス(現在のアクタス・新宿店)のオープニングに際して、手描きの製作図面を用いたサイン入りポスターを贈ってくれました。
日本からデンマークへと届けた熱意が、世界的な家具デザイナーとの出会いを生み、一脚の名作へと結実したのです。
デンマークで美しいデザインの木製家具が生まれたのは、優秀なデザイナーの力だけではなく、木の特性を知り尽くした木工職人との信頼関係があったからだと言われています。ウェグナーも、伝説の家具工房「ヨハネス・ハンセン社」の職長であったニルス・トムセンとの出会いがあったからこそ、この名作が実現できたのです。「ザ・チェア」は現在も別の工房で作り続けられていますが、ヨハネス・ハンセンの印が刻まれた当時の製品こそが「ザ・チェア」であり、世界中のハンス J. ウェグナーファンが手に入れたいと願う椅子の中の椅子です。今回展示するのは、20世紀の貴重なアーカイヴとしてアクタスが保管している、ヨハネス・ハンセン社製の、しかも座面が籐張りの非常に珍しい一脚です。
バウハウスのTECTA社はバウハウスから誕生した家具を、現在もなお、最も多くのコレクションを作り続けているブランドです。今回の企画展では、TECTA社が作るヴァルター・グロピウス、ミース・ファン・デル・ローエ、マルセル・ブロイヤーといったバウハウスを代表するデザイナーの名作コレクションとともにバウハウスのデザイン思想から着想を得て現在に継承するオリジナルコレクションが一堂に集結いたします。

1919年世界初の総合芸術学校バウハウスを創設し、1928年まで初代校長を務めました。アーティストが創造する「芸術」と、職人の領域であった「技術」の統合を唱えた彼は、「造形は機能に従うものであり、国境を越え、世界的に統一された様式」を主張しました。

バウハウス3代目校長として、1930年の就任からナチスの弾圧によって廃校になる1933年までの最後の4年間、校長を務めました。1937年アメリカに亡命した後「インターナショナル・スタイル」の代表者として成功を納めました。グロピウス、フランク・ロイド・ライト、ル・コルビュジェとともに20世紀の4大巨匠として知られています。

バウハウスの一期生。1920年からバウハウスの家具工房で学び、後に同校のマイスターとして教授を務めたバウハウスの中心人物。世界で初めてスチールパイプを使ったイスを発表し、材料、生産にかかる時間とコストなど全ての面において最善の方法を模索。バウハウス時代に数多くの作品を残し、渡米してからは建築家としても活躍。
デンマークで美しいデザインの木製家具が生まれたのは、優秀なデザイナーの力だけではなく、木の特性を知り尽くした木工職人との信頼関係があったからだと言われています。ウェグナーも、伝説の家具工房「ヨハネス・ハンセン社」の職長であったニルス・トムセンとの出会いがあったからこそ、この名作が実現できたのです。「ザ・チェア」は現在も別の工房で作り続けられていますが、ヨハネス・ハンセンの印が刻まれた当時の製品こそが「ザ・チェア」であり、世界中のハンス J. ウェグナーファンが手に入れたいと願う椅子の中の椅子です。今回展示するのは、20世紀の貴重なアーカイヴとしてアクタスが保管している、ヨハネス・ハンセン社製の、しかも座面が籐張りの非常に珍しい一脚です。
PP Møbler(PPモブラー)または、TECTAの家具をご購入のお客様に先着で、非売品の工房ユニフォーム「ワーカーズTシャツ」をプレゼント。