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ACTUS STYLE BOARD

スタッフスタイリング

「異素材の融合」

2023.05.19


675チェアはイギリスのデザイナー「Robin Day」によって1952年にデザインされました。
ロビン・デイは常に最新の製造技術を使いモノをデザインすることに拘りました。
例えば彼の代表作であり、世界で最も売れていると言われている「ポリプロピレンスタッキングチェア」は世界初の大量生産された射出成形の椅子です。

675チェアでは50年代に盛んに登場する成形合板を使用。
また、スチールパイプも使用しており、こちらは一見新素材には見えませんが、実は自動車工場からの技術を応用しています。当時、成形合板とスチールパイプを使用し、細いながらもしっかりとした脚を持つミニマムなデザインの675チェアはイギリスでは大変珍しかったようです。

675チェアの魅力は異素材の組合せが絶妙に調和しているところです。
材質はウォールナットの成形合板とレザーとスチールパイプ。(ウォールナットでレザー座面の場合)
程よく重さもあって高級感があります。
この重さは50年代にしては軽い方だったので、持つときにふと歴史も感じる事ができます。
ウォールナットのダイニングと合わせるのはもちろんのこと、リノリウム天板などインダストリアルな雰囲気にも合わせやすい椅子なのです。

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